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AとBの2ヶ所、打つところがあって、相手がAにくれば自分がB,相手がBにくれば自分がAに打てばいいというとき、AとBは見合い(みあい)になっている、と言います。




┌┬┬○○○┬┬┐
├┼○●●●○┼┤
├┼○●┼●○┼┤
├┼○●A●○┼┤
├┼○●B●○┼┤
├┼○●┼●○┼┤
├┼○●●●○┼┤
├┼┼○○○┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘


黒はAとBを見合いして活きています。


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├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼B┼┼┼●┼┤
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├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼○C┼┼A┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘

序盤は見合いの関係が多く出てきます。
今は右下A方面と左上B方面が見合いになっています。
(もっとも、見合いの関係に満足せず、両方を手に入れるために黒Cなどと策動することもあります。)

囲碁でどちらが先番かを決めるときには、(ジャンケンでも構わないのですが..)「ニギリ」というのを行います。囲碁きっずの対局場では黒に着席した人が「ニギリ」というボタンを押すと黒白がシャッフルされて決まるようになってますが、実際に碁盤に向かって人と打つときにはどうするのかを説明します。

1.目上、格上の人が白石の入った碁笥(ごけ 碁石の容器)を手前に置きます。

2.そこに手を入れて、白石をたくさん取って、それを握ったまま碁盤の上に手を置きます。
  (だから、「ニギリ」というんですね)

3.この白石の個数が 奇数(=半) か偶数(=丁)かをあてるのです。

4.相手の人は「半先(はんせん)」か「丁先(ちょうせん)」の意思表示をします。黙って黒石を1つ(半先)か、2つ(丁先)、碁盤に置くことが多いです。「半先」か「丁先」かを口に出してもいいです。

5.白石を持った方の人は、手を開いて、白石を2つずつペアにしていくことで、奇数か偶数かを調べます。

6.奇数か偶数かが当たっていたら、当てた人が黒、外れていたら白石を握った人が黒になります。

実際の様子は日曜日の12時20分~ NHK教育テレビ NHK杯囲碁トーナメントの番組の初めのほうでみることができます。

囲碁の世界では独特の術語がたくさんありますし、日常使う言葉がちょっと違った意味で使われることもあります。そういうのを少しずつ紹介していきたいと思います。

いい加減

聞き手:この戦いはどちらが得をしたんでしょうか?
解説者:いい加減ですね。

この、いい加減というのは、「ほどよい加減 = どっちかが得したとは言えず、互角と思われる」という意味で、囲碁ではよく使われる表現です。「きちんとしていない」という意味ではないのです。

整地の仕方

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ネット対局ではコンピュータが地をカウントしてくれますが、碁会所や大会などで生碁(なまご)を打つ場合、最後に数えやすいように、地が長方形(そして、なるべく10の倍数)になるように石を移動させます。これを整地(せいち)といいます。

整地でよく使われる形は次のようなものです。覚えておきましょう。


┌┬A┬┬●┬┬B┬┬●┬┬●┬┬┬┐
├┼┼┼┼●┼┼┼┼┼●┼┼●┼┼┼┤
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├┼┼●●●┼┼┼╋┼●┼┼●╋┼┼┤
├●┼●●●●●●●●●┼┼●┼┼┼┤
C●┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼E┤
├┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┤
●●●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┤
├D┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼●╋┼┼┤
├●┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●●●●●
├┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
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A:5×2=10
B:5×4=20
C:4×3=12 12-2=10
D:7×3=21 21-1=20

E:盤端から辺の星までが10なので、10×n の形。

囲碁の地の数え方 1目、2目...
囲碁の石の数え方 1子、2子...

どちらも読み方は イチモク、ニモク...です。だから...

×2目にして捨てよ
○2子にして捨てよ

×天下五目の必勝戦略
○天下五子の必勝戦略

のはずだと思うのですが....次のような例があってちょっと怪しくなります。

9子のハンディを置くことを「セイモク」といいますが、これは漢字で「星目」あるいは「井目」と書きます。
「星子」「井子」と書かれたものを目にしたことは一度もありません。置碁のハンディの石を「目」で数えるのはすでに慣用化されているのかもしれません。

(もっとも、「星」も「井」も数詞ではありませんので、この場合の「モク」は全く違う意味なのかも....)

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