小さな碁盤と囲碁上達

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よくある疑問として、9路とか13路でずっとやってるのと、早く19路に移行するのと、囲碁の上達という観点からどうなのか、ということがあると思います。

面白いたとえとして思いついたのが

 9路:ソロ
13路:室内楽
19路:オーケストラ

ということなんですけどね。

全然、別の世界である一方、音階の基礎→アンサンブルの基礎→という積み上がり方があるということ、そしてまたどんな達人であってもそれぞれの世界が楽しめることなど、とても似ているかなと。

早くオーケストラをやりたいのはわかるし、ぜんぜんアンサンブルになってなくてもオーケストラの中に入っているのが楽しい、そのために楽器をはじめたんだ、というのももちろん結構なんですが...基礎からしっかりやっていくと質の違う楽しみの発見がありますよ~ みたいな話かと思ってます。

囲碁に話を戻すと、囲碁も上達するに従って、より深い楽しみというのがあって、それにできるだけ早く触れるには、9路、13路にそこそこ時間をかけたほうがよさそう、というのが私の考えになります。

世の中に9路や13路について触れた本が少ないとか、プロの先生がそういう教え方をしていない、ということはあるのですが、それは簡単に説明ができます。9路や13路の囲碁というのの歴史がとても浅いということがひとつ。プロになるような才能のある人なら、いきなりの19路で全然問題がなかったのであろうことがひとつ。

9路 13路 の囲碁の歴史はこれから私たちが作っていくことになる...そう思います。

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コメント:

面白い喩えですね。そうすると37路盤は、オーケストラプラスパイプオルガン、はたまたそれの10倍くらいになるのでしょうか。

37路盤は道策らが道場で遊んだそうで、やはりかれは滅法強かった、と何かで読みました。

年末に「1万人の第九」みたいなイベントありますね。そこまでいくと何人かが調子を外していても関係ない世界になってくるでしょうし、やはり(人間の情報処理能力に応じた)適正規模というものがあるんでしょうね。

ぜひ13路盤の互先の布石、13路盤の2〜4子局の打ち方の基本、などをまとめた棋書かウェブサイトか何かを作っていただきたいと思います。19路盤での定石で13路盤では通用しないものもあったりして、やはり初心者には13路盤も19路盤と同様に難しいのです。死活・ヨセなどは19路盤に関する棋書でも通用しますが、13路盤の布石は独特の世界であり、別の入門書が必要だと思われます。ぜひご検討をお願いします。

13路はプロ棋士にたくさん打っていただいた実績や大量の棋譜が手元にありますので、ぜひ実現をしたいと思います。

9路はともかく13路については世界中の対局の8割以上、もしかすると9割以上、囲碁きっずで打たれているかもしれませんよね(算出根拠は全くありませんが...)。

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このページは、またみつが2007年7月 8日 21:33に書いたブログ記事です。

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