13路のススメ

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2003/9/29 に書いた文章です
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大阪よみうりテレビの「ミニ碁一番勝負」という番組が、9路盤の囲碁というゲームをいわば、再発見し、市民権を与えました。これは本当に歴史的な功績ですよね。

功績、という点では足下にもおよびませんが、「囲碁きっず」も、13路盤の囲碁というゲームを再発見しつつあるのではないかと思います。

Q位認定において、10Qは私に対して9路の3子です。で、9Qになると、13路の5子となります。ここにものすごく大きな壁があります。下のQ位分布グラフをご覧ください。

2003/09/29 現在

Q位 : 7596 人

40Q 574 人 ********************
35Q 284 人 **********
30Q 559 人 *******************
25Q 570 人 ********************
20Q 862 人 *****************************
15Q 856 人 *****************************
10Q 2058 人 *********************************************************************
09Q 462 人 ****************
08Q 201 人 *******
07Q 284 人 **********
06Q 165 人 ******
05Q 177 人 ******
04Q 308 人 ***********
03Q 95 人 ****
02Q 42 人 **
01Q 72 人 ***

13路の壁、というものが「囲碁きっず」の中でいかに大きな存在感を持っているかおわかりいただけるでしょうか。

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私自身、何局も13路対局を経験する中で、その面白さ、価値を感じます。
方向感覚と戦闘力を磨くのに最適なサイズだと思うのです。

いきなり19路に行ってしまうと、プロの碁の布石や定石の真似をして、わかったような気になる、強くなったような気になるという弊害が多少ある気がします(小学校低学年以下の年少の子の場合は関係ありませんが)が、13路ではそのようなゴマカシは一切、ききません。方向感覚(強い石・弱い石の判断)と死活・攻め合いのヨミで勝負が決まるのです。

「碁の密度」ということを考えることがあります。入門・初心者が19路で打つと、言葉は悪いですが、内容の薄い、スカスカの碁になってしまいます。9路なら一生懸命考えて、かなり中身の詰まった碁が打てます。大きな碁盤に移行する目安というのは、この密度を保てるかではないだろうか、そういうことを考えるのです。もちろん、早く大きな碁盤に移行してもいいのですが、強くなるためにかかる時間という点で効率がよくないのではないか、という意味ですが。

趙治勲プロはかつて著書で、「9路だけでやっていたほうが早く初段になれる」というような趣旨のことを書かれていました。実感としてよくわかる気がするのです。

とりとめのない話になってきました。最後に13路盤の大きなメリットをひとつ。

「お昼休みに1局打つのに最適なサイズですよ!」

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このページは、またみつが2006年3月 2日 10:55に書いたブログ記事です。

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