囲碁きっず2」カテゴリーアーカイブ

受けた瞬間に損→気合の反発の数学的根拠

本日、囲碁きっず2で打った碁でわかりやすい教材が1つできました。

白1に黒2、白3に黒4。これ、受けた瞬間に黒がだいぶ損をしています。

理屈は、これを打つ前は、白がハイを打つか、黒がオサエを打つか、50%/50%。

それぞれ、そのあと、どっちが継続手を打つか、可能性が分岐していって、その総合的な判断として黒地・白地それぞれの「期待値」(←最近は高校の数学で習わないこともあるらしいですね!)が出てきます。

白1に黒2 となった瞬間に期待値は、白地増・黒地減に大きく振れます。黒が1の地点をオサエ、その後に白1子を取り込む可能性や、さらにそのあと、白地をハネツギで荒らす可能性が消滅したからです。

消滅した可能性の1つ

(確か10目ぐらい黒が損してるんじゃなかったでしたっけ??)
白1がおよそ後手16目、黒2がおよそ後手8目で、受けた瞬間に黒がざっくり4目損(8目損じゃないことに留意)というご指摘をいただきました (2017/12/31 12:20 追記)

白3に黒4 についても同様。

多くの人(この碁の黒さんもそうだったそうです)は気づかないうちに大損をしてしまっているのです。

この碁では、白1に打たれたら、黒は3のところにオサエたりしないといけません。「気合の反発」には実は数学的な根拠があったのでした。

三線で黒と白が1間で接していて、コスんでハネツギでヨセる手ありますよね。例えばそれが4ヶ所あったとして、一方が全部打つことになったら?


それも基本的に同じ理屈です。

新年オール互先9路盤大会の締切を延期します。

新年オール互先9路盤大会の申し込み締め切りを12月31日としておりましたが、30日午前11時現在の申し込み状況が

25級
5級✕2
三段✕2
四段
五段✕2
六段
八段

となっておりまして、すごくガチな感じの有段リーグ、高段リーグは作れそうなのですが、級の方にもうすこし参加いただきたいということで、申し込みの締切を 1月10日(水)まで延期いたします。

お知り合いの級の方、特に二桁級の方にもお声がけいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

銀星囲碁、2子へのカド番で初手左上星

1999年、第24期名人戦で趙治勲名人位挑戦した依田紀基九段は初手左上の奇策に出て物議を醸しましたが…


2子へのカド番に追い込まれていた銀星囲碁、なんとはじめて初手を左上に打ってきました。(なお、銀星囲碁は設定によってコンピュータの初手を右上、左下のいずれかに指定することはできます。これまでずっと「指定しない」の設定でも、黒番ではいつも右上に打ってきてました)

碁のほうは白の劉備玄徳さんの序盤作戦に少し問題があったのか、銀星囲碁が手厚く押し切る展開となりました。棋譜はこちらです。


第6局は年が明けて1月7日(日)1月10日(水)21:00~ となります。

 

本日第5局 銀星囲碁、2子へのカド番

すこし間があいてしまいましたが銀星囲碁十番碁 本日第5局です。
第4局では銀星囲碁のコミなし先を劉備玄徳さんが破って、この碁で銀星囲碁が敗れることになると銀星囲碁が2子に打ち込まれることになります。

これまでの結果と棋譜はこちらからご覧いただけます。

この企画、銀星囲碁に対して劉備玄徳さんが互先で2連敗、そのリベンジとして始まり、銀星囲碁もすこし強化された版ということで劉備玄徳さんの苦戦が予想されていたのですが….

2子打ち込みなるか否か、今年最後の大一番は本日21:00~です。

年末年始も囲碁三昧

クリスマスは囲碁三昧に続く緊急企画第2弾です。

通常、19路の無料対局は毎月5局までのところ、12月31日・1月1日~3日の4日間連続で、19路1日5局の対局ができるようにします。

(具体的には12月31日~1月4日の午前0時過ぎに全員の19路対局の残数を5局にリセットします。それでクリスマス企画と今回の設定の「副作用」として12月26日~30日の間にも5局打てます。)

年末年始は囲碁をゆっくり楽しみましょう。

打込み勝負のススメ

いま囲碁きっず2でいちばん盛り上がりつつあるコミュニティーが「打ち込み」です。
誰それと誰それ、1対1で3連勝手直りの打込み勝負を行う。

これまで2子で打っていたけど、三連敗したら次からは3子、とか、三連勝したら置石なくなって先で打つとかです。

それに興味のある人が集まっているもので、すでにいくつかの組み合わせでの打ち込み勝負がスタートしています。

私も今朝、学園先生との第1局(私の2子置き 中押し負け)を打ちました。→棋譜

囲碁の世界、段級とかレーティングとかあって、これは大人数のあいだでそこそこのハンディをつけるのに合理的ではあるのですが、古来(特に江戸時代~)、囲碁は1対1で勝負付けをしていくものでした。力の差が歴然と明かされる厳しさもあるし、1局1局に熱くなる楽しくもある。

(余談ですが、「プロ同士はオール互先」という昭和以降に確立された「常識」が、AI の登場で揺り動かされる可能性もあると思ってます。)

これまで十数年、囲碁きっずではQ位認定というものがそれなりの人気で行われてきました。昔からずっとやってる人で、9路→13路→19路とすすんで、1Qをとって「卒業」した人もおられる。またQ位認定は降Qがなく、次のQの挑戦で何連敗でもできるということもあります。

Q位認定をいわば補完する新しい楽しみ方として、この打ち込み勝負があるとも思います。

いままでのところ高段者の19路勝負が多いですが、私としては9路・13路のお相手も歓迎です。打ち込み勝負をしばらくした後で、「ではここらでQ位認定しておきます?」というのもなかなかいいやり方の気がします。

 

 

緊急企画! クリスマスには囲碁三昧

12月23日の朝7時すぎ、囲碁SNS goxi である提案をいただきました。

(とあるコミュニティーの)オープン記念で大晦日と元日の二日間
終日無料開放してくれないかななんて
思ったり・・・・・

おお、それだ! ん? 今からならクリスマス企画もいけるぞ!! ということで、

緊急企画1 クリスマスは囲碁三昧
緊急企画2 年末年始も囲碁三昧

をやります。

まずはクリスマスのほうは、12月24日・25日・26日の午前0時すぎに皆さんの19路無料対局残数を5局にリセットします(24日0時のリセットは実行済み)。

ぜひ囲碁きっず2で囲碁三昧のクリスマスをお過ごしください。

 

銀星囲碁、2子へのカド番に追い込まれる

月曜に打たれた第4局はコミなし先番の銀星囲碁が負けて、次に負ければ2子置きということになってしまいました。

棋譜はこちらです。

序盤、劉備玄徳さんの趣向から、右下で黒が割りを食った感じで、下辺も効率よく地になっては白が面白くなったようです。

が、中盤、左上の白を攻める態勢から黒の銀星囲碁が盛り返し、優勢を長く維持しました。

ところが….上辺、白がコウにはじいたところから雲行きが怪しくなり….
中央の黒の打ち方もなにかチグハグで、黒が損を重ねていったように見えました。

銀星囲碁、中盤の構想はなかなかのものに思えますが、終盤の安定感・信頼感がいまひとつかもしれません。

銀星囲碁2子打込みをかけた大一番は年末も押し迫った12月29日金曜日、同じく21時からです。

十番碁第3局は銀星囲碁が強さを発揮

劉備玄徳さん vs 銀星囲碁18 打込十番碁第3局はコミなし先番の銀星囲碁が強さを発揮。

棋譜はこちらです。

銀星囲碁の解析をみてみると下辺の白模様を消しに入ってからの攻防で形勢が大きく揺れ動いていたものの、生きを確保して黒が優位に立ってからはそのまま押し切った形です。
そのまま、といっても右上、左上に突入の白石の死活をめぐるギリギリの攻防、大いに見ごたえがありました。

第4局は12月18日(月)21:00~です。